給料が手渡しの会社の社長が夜逃げした

経営難であることが噂になっていた私の前の職場には、社長が夜逃げしたという逸話があります。
夜逃げなどということはドラマの世界だけの出来事かと思いきや実際に身近なところで起こってしまったので、正直なところ今でも思い出す度にびっくりさせられます。

極限まで気分が沈んだ日曜日を耐え忍び翌朝に出社すると、社屋に入れず地団駄を踏んでいる同僚たちを目撃しました。
どうやら社長が夜逃げしたらしく、なおかつ給料が手渡しの会社だったものですから本当の意味で路頭に迷うことになりました。

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さまざまな労使関係の手続きを終えた私は、失業保険金が給付されることを知りました。
しかし、給付日までの間に生活できるだけのお金がなかったのです。
もともと浪費癖が酷かった私ですから、所持金は数円程度だったと思います。

しばらくは友人宅で過ごさせてもらいましたが、だんだんと居心地が悪くなってきます。
結果として、失業保険が給付される日まで実家で面倒を見てもらうことになりました。
その間にはアパートの家賃までも両親に支払ってもらうこととなり、私は情けない気持ちでいっぱいでした。

その数日後には失業保険の給付が始まり、私は現在進行形で新たな仕事を探しています。

 

経営者の夜逃げで一番困るのは社員!しかし日頃からの貯蓄は大切

経営難でパニックに陥ったとしても、法律の力を借りて再建する事はできます。
でも、全てを放り出して逃げてしまうと、どうする事もできなくなってしまいますね。
一番困るのは経営者ではなく、一般の雇用者です。

収入がなくなり、住むところも困ってしまうほど追い込まれたのはお気の毒ですが、数円程度しか残らないほど浪費していたのは考え物です。
いつ何が起きるかわからない世の中、こういった事態に備えるためにも貯蓄は必要です。