専業主婦が勝ち組だなんて誰が言った?自由になるお金がほとんどない生活

私は専業主婦をしています。
今のご時世、専業主婦をしているというと、周りからいろんな反応をされます。

やれ「専業主婦はニートと同じだ」だの、やれ「専業主婦だなんて勝ち組ね」だの、いろんなお言葉をいただくことがあります。

私はあまり他人の言葉でいちいち一喜一憂するような性格ではないので、いつも受け流してきました。

私は確かに専業主婦ですが、別に夫の稼ぎがすごくいいというわけではありません。
平均より少しいいのかもしれません。

そんな環境でなぜ専業主婦をしているのかと言うと、単純に夫が「妻には専業主婦でいてほしい派」の人だからです。
そういうちょっと古風なところも男らしくて魅力的な夫。

結婚前までは働いていましたが、仕事に対して野心のようなものもありませんでしたので、夫についていくことにしました。

でも、今では少しだけ不満があります。
というのも、「自由に使えるお金が少ない」ことです。

めちゃくちゃ贅沢するような性格でもありません。だからこそ、たまに「欲しい」と思った物ぐらい買いたい!

だけど、夫はオシャレに関してあまり理解がありません。
洋服の値段を見て「こんなに高いの?」なんて怪訝な顔をしてきます。

今はファストファッションが流行っていますから、その値段を基準に考えているようです。

最初のうちは何とか我慢していましたが・・・

古いスーツを着ていけと言われ我慢の限界!カードローンを契約

娘が参観日の予定が書かれたプリントを学校からもらって帰ってきました。

もう小学校5年生になった娘はすっかりオシャレなイマドキの子に育っていて、夫のファッションを「ダサい」と小バカにするようなこともあります。
夫はその度に怒って、「今時の子どもは見てくればっかり気にして・・・」と小言を言います。

私としては、当然の成長だと感じていたのですが、その時は黙っていました。

参観日のプリントを渡すと同時に、娘は私にこう言いました。

「お母さん、もうあの古いスーツ着てくるのやめてね。他の子のお母さんたちみたいにちゃんとキレイにしてきてね!」

娘のお願いに、私は笑顔で頷きました。

自分の母親だけ古いスーツを着ているなんて、やっぱり年頃の娘からすると気になることでしょう。
下手をすると、いじめに繋がるかも?なんて心配もあります。

こんな時ぐらい、夫もお金を出してくれるだろう。
そう思って話を切り出しました。

しかし夫は
「こないだスーパーで1万円ぐらいでスーツ売ってたな。アレでいいな」
と・・・。

私の我慢は限界に達しました。

私と娘が求めているのは、そういうスーツじゃないの!
もっとオシャレで洗練されていて、誰かに褒められるようなスーツなの!

そう言いたい気持ちをぐっとこらえました。

そして、復讐の気持ちも込めて、私は翌日銀行カードローンの契約に向かいました。

専業主婦でもお金を借りられるのだろうか?とインターネットでいろいろ調べたところ、消費者金融などでは無理ということがわかりました。

でも、銀行のカードローンであれば、夫の収入で審査をしてもらって、私がお金を借りるということができるんだというこを知りました。

私は最寄りのカードローンを取り扱っている銀行に行き、カードローンを申し込みました。

もっといろいろと質問されたり、面倒な手続きがたくさんあったりするのかと思っていましたが、意外と簡単に審査は終了。

私はカードローンを契約し、お金を借りることに成功しました。

それからは、本屋に行ってファッション雑誌を立ち読みし、良さそうなブランドに目星を付けて足を運びました。

「欲しい物が買える」前提のショッピングに出かけるのはとても久しぶりだったので、私はものすごく楽しい気持ちになりました。

結局、合計で10万円ぐらい使いました。

夫に見せたらバレてしまうので、夫に見つからないようにスーツ一式を娘の部屋に隠しておいてもらいました。

「お父さんに内緒でスーツ買ってきたよ!」と言った時、娘の顔はぱぁっと明るくなりました。

無駄遣いじゃありません。年頃の娘のプライドを守るためのお金。
私は思い切って行動してよかったと思いました。

参観日をきっかけに私の生活は一変。楽しい毎日の始まり

参観日当日は、買ったスーツ一式で足を運びました。

来ている人たちの中には、オシャレじゃない人、オシャレな人といろんなタイプの人がいましたが、オシャレレベルでグループができているような状態でした。

私はとてもオシャレなグループの方々の輪に入れてもらえることができました。
娘はニコニコしてとても嬉しそうな顔でこちらを見ていました。

10万円は大きい出費だったけど、少しずつでも返済していけば問題ありません。
家計の管理をしているのも私なので、多少ごまかしたってバレません。

夫はうるさいくせに、その辺適当なんだから困ったものです。今回に限ってはありがたかったけど(笑)
返済するお金は「食費」とか「雑費」という感じで、適当に家計簿に忍ばせてあります。

それから、私はそこで話していた人たちと仲良くなってしまい、ちょくちょく遊びに行くようになりました。

「もっと遊びに行きたいから、お金くれないならパートするからね」

と夫に宣言。
これまで意見をしたことがなかった私がハッキリとそういう姿を見て、何も反論できなかったようです。

仲良くなった人の中にケーキ屋さんを営んでいる人がいたので、そこでスタッフとして雇ってもらうことになりました。

自由になるお金を手に入れて、周りの人からいろいろ言われることもなくなって、ようやく自分が「勝ち組?」と思えるようになってきた今日この頃です。