年金の督促で生活費が足りなくなりピンチに陥った

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将来に漠然とした不安を覚えていたので、国民年金を支払うことをためらっていました。
催促状が届いても動じないで1年が過ぎたころ、国民年金の督促業務を請け負っていると名乗る人が自宅に訪問してきたのです。

私はこのまま捕まってしまうのだろうかと思いましたが、督促員は穏やかな口調で国民年金の滞納分を支払ってもらえないだろうかと要請してきます。
しかしながら、プロレスラーのような体格の督促員が優しく問いかけようとも私は震え上がってしまい早々に滞納分を支払ってしまおうと思いました。
幸いにも自宅には滞納分を支払うことが可能な19万円がありましたから、督促員に手渡して受領印をもらい事なきを得ました。

ところが、19万円というのは私の全財産であり生活費でもありました。
給料の振り込みまで半月以上あるので、どのようにして飢えを凌ごうかと悩みあぐねることになります。

一日でもご飯が食べられないのは嫌だったので、密かにコレクションしていたアルミホイールを売却することに決めました。
売却した当時はアルミホイールを高く売ることができたようで、総額10万円程度の現金を手にすることができました。
何とか給料日まで生き延びることができ、ホッとしたときのことは印象に残っています。

 

必ず納めなければならない国民年金……ただし免除・納付猶予されるケースも

「将来どうなるかわからないし、そもそも年金が支給される可能性は低い」という考えから、国民年金の納付に消極的な人が増えています。

一部の特別なケースを除き、基本的には納付しなければならないものなので、今回のように支払督促員が自宅を訪れて納付を勧める事もあります。
しかし、恫喝や長時間にわたる居座りなど、一部の悪質な金融業者のような督促はされません。

ちなみに、収入が少ないなどの理由で納付が難しい場合、支払いが免除されたり、納付期限に猶予が設けられる事があります。
ただし、規定に沿った手続きが必要です。