毎食蕎麦でも死にはしない

貧乏大学生だったあの頃。
私が所属していたサークルは毎日忙しく、アルバイトをする時間もないほどでした。

親元を離れて一人暮らしをしていましたが、奨学金と仕送りだけではどうしてもギリギリの生活を強いられ、その中からサークル活動のための費用を捻出する必要がありました。
そんな時に私は、食費をギリギリまで削ることでしのいでいました。

最初に手を出したのは蕎麦でした。
業務用のめんつゆを購入し、業務用の乾麺ざるそばを購入し、食べる。
栄養を考えて、スーパーの特売で入手する玉子と薬味のネギは欠かさないようにしていました。

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ざる蕎麦生活ははじめこそ辛かったものの、毎食同じものを食べているとやがては食に対する関心が失せていき、楽しむものでなくただ単に空腹を満たすためのものとなりました。
サークルでの運動と毎日のカロリー不足で、私の体重はひと夏で20キロは落ちました。
もともとがぽっちゃり体型だったのもありますが、ダイエットにはかなり有用なのではないかと思います。
ただ、やはり薬味から栄養を摂取するのみの生活には限界があったようで、歯茎を少し強く吸うだけですぐに出血するようになり、歯磨きでも口内が血だらけになるようになったため、体には悪いです。

 

死にはしないが大きな問題がある

確かに、毎日何かしら食事を摂っていれば、飢え死にする事はほぼ避けられます。
しかし必要最低限の栄養を全く摂っていないと、空腹は凌げても栄養失調は避けられません。
玉子から多少のたんぱく質を摂る事はできても、それだけで健康を維持するのは不可能です。

蕎麦以外にも、節約しながら健康を維持できるレシピはたくさんあります。
節約に徹するあまり健康をないがしろにして医療費がかかってしまっては本末転倒ですので、何事も「限度」を意識しましょう。